導入事例

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福岡県

ファーストライフ株式会社 介護付有料老人ホーム 八重の杜様

データの記録や情報の共有の効果を実感しています

福岡県の「介護付有料老人ホーム 八重の杜」の山下支配人に安診ネットの導入について伺いました。
施設webサイト: http://www.yaenomori-fl.com/
 


Q. 安診ネットはどんなシーンで利用されていますか?

介護士であれば、食後に食事量を入れるとき、排せつや口腔ケアのチェックをするときですね。また夜勤帯であれば巡視の記録を付けたりもしています。
看護師は、介護士からの伝達を受け、急変があった利用者さんのバイタルを再検したときなどに使用しています。さらに外来受診や訪問診療の後にどのように医師からの指示や処方薬が変わったときにその情報を入力しています。


Q. 安診ネットを導入するときに不安だったことはありますか?

一部の職員は、キーボードでの入力に不安があったようです。ただ、現場のリーダーなどがよく使用する言葉などを事前に定型文として登録してくれたおかげで、ずいぶんその不安は解消されたようです。ボタンを押すだけで入力できるので。
そのおかげで例えば夜間の巡視の入力は一括入力を使うことで、一気に入力が終わります。紙での運用であれば、お1人お1人、「巡視 入眠中」など手書きで記入していたので、その手間は大きかったです。
看護師の方も予測変換機能を使って、薬剤名称や容量を登録しておくことで、頭の2、3文字を入力するだけで、細かい情報が入るように工夫しているようです。
一括入力はアイコンで入力もできるため、介護士にとっても馴染みやすかったのもよかったようです。私の目から見ても、思ったよりずいぶん飲み込みも早かったように思います。
 


介護記録の一括入力画面。
アイコンや事前に登録した単語を使って、入力が簡単にできます。
 

Q. 施設長のお立場では、どのような点を懸念されていましたでしょうか?

私は費用対効果の面がやはり気になっていました。安診ネットを購入するために費用をかけて本当に記録の簡略化ができるのか?情報を共有していくことができるのか、というところに不安がありました。
 

Q. その懸念は解消されましたでしょうか?

効果は出ていると感じます。ご利用者さんの情報についても私もタイムリーに見られるし、全体の利用者さんの情報も私が朝出勤してきたときに30分くらいで得ることができます。今までは各フロアに足を運んで、記録用紙を見なければならなかったのですから相当な時短になっていますね。
また効率化の一端としては、介護士なども同じようで、紙のときよりも情報量が増えているとのことです。記録にかかる時間は減っているはずなのに、入力される情報量は増えていると聞きます。システムを使って記録がしやすくなった分、皆が細かい情報まで入れてくれるようになったのでしょうね。
 

Q. 最後に一言、お願いします。

職員は慣れるまで大変だったと思うし、よく頑張ってくれたと思います。
安診ネットを活用し、職員の記録にかかる負担を軽減できた分、その時間をご利用者様の支援に充てていくか、ということが次のステップだと思います。
 

インタビューへのご協力、ありがとうございました!


注)本導入事例は安診ネット Oneと同等の機能を持つ、安診ネット カイゴを導入したご施設様の例です。