安診ネットOne利用規約

この利用規約(以下、「本規約」といいます。)には、芙蓉開発株式会社(以下、「当社」といいます。)が提供する「安診ネットOne」サービス(以下、「本サービス」といいます。)の利用に関する条件及び当社と利用者との間の権利義務関係が定められています。


本サービスは、法人向けに企業従業員向け感染症等対策として開発されたものであり、個人利用目的として開発されたものではありません。よって個人利用の場合、このことを十分理解し、以下の利用条件に異議を唱えない方に対し、本サービスを提供するものです。本規約に同意されない方は、本サービスをご利用いただくことはできません。

第1条 適用
本規約は、本サービスの提供条件及び本サービスの利用に関する当社と利用者との間の権利義務関係を定めることを目的とし、当社と利用者との間の本サービスの利用に関わる一切の関係に適用されます。
第2条 定義
本規約において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによります。

(1)本アプリ
本サービスを提供するためのスマートフォン、タブレット、パソコン端末用のアプリケーションソフトウェア
(2)利用者
当社との間で、利用契約を締結した者
(3)利用契約
本規約に基づき、当社と利用者との間で締結される、本サービスの利用に係る契約
(4)有料版
利用者に対し、有償で提供される第3条第2項に定めるサービス
(5)有料版利用契約
有料版を利用するために、当社と利用者との間で締結される契約
(6)本サービスコンテンツ等
本サービスに関連して又は本サービスを通じて利用者に提供されるアプリケーション(本アプリを含みますが、これに限られません。)及びコンテンツその他の情報
(7)個人情報
生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日、住所、メールアドレス、電話番号その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの
(8)バイタル情報
利用者が、本サービスを利用するにあたって、本アプリに入力した次に掲げる健康に関連する情報
① 体温
② 血圧(上・下)
③ 脈拍
④ 酸素飽和度
⑤ 呼吸数
⑥ 意識レベル
⑦ 症状
⑧ 体重
⑨ 血糖値
第3条 本サービスの内容
1. 本サービスにおいて、利用者は、次の各号に掲げる機能を利用することができます。
(1) バイタル情報の記録
(2) バイタル情報(但し、前条8号⑧及び⑨を除きます。以下、この号において同じとします。)の記録を統計的に処理することによりバイタル情報の異常値を検知すること(以下、「異常値検知」といいます。)。但し、各バイタル情報の記録をそれぞれ30回以上行った日以後に限ります。
(3) バイタルスコアリング機能については法人企業向けに開発されたものであり、個人向け利用としては利用できません。

2. 利用者は、有料版利用契約を締結することにより、前項に定める機能に加えて、次の各号に掲げるアプリケーション及び機能を利用することができます。
(1) 当社が別途定める方法により利用者が指定する者に対して、利用者が前項第1号の記録をしなかった場合にはその旨を通知すること
(2) 当社が別途定める方法により利用者が指定する者に対して、異常値検知がされた場合にはその旨を通知すること
(3) その他当社が随時追加するアプリケーション及び機能
第4条 利用契約の成立
1. 本サービスの利用を希望する者(以下、「登録希望者」といいます。)は、本規約に同意の上、本条の定めに従って本サービスの利用を登録する必要があります。本規約にご同意いただけない場合には、本サービスを利用することはできません。
2. 登録希望者は、当社の定める一定の情報(以下、「登録事項」といいます。)を当社の定める方法で当社に提供することにより、本サービスの利用を登録することができます。
3. 前項に定める登録の完了時に、利用契約が当社と利用者との間に成立し、登録者は本サービスを本規約に従い利用することができるようになります。
4. 法人は、別途法人向けの利用契約を締結した場合に限り、本サービスをご利用になれます。
第5条 有料版利用契約の成立
1. 利用者のうち有料版の利用を希望する者は、本規約に同意の上、当社指定の方法により有料版利用の申込み(以下、本条において「利用申込み」といいます。)を行うものとします。
2. 当社は、利用申込みを受けた場合、当社所定の方法により、利用申込に対する許否を通知します。当社が利用申込みを承諾する旨の通知を行った場合、その時点で当社との間に有料版利用契約が成立し、その効力を生じるものとします。
3. 当社は、利用申込みをした者が次の各号のいずれかに該当すると判断した場合には、利用申込みを承諾しない場合があり、またその理由について一切開示義務を負いません。
(1) 当社に提供した登録事項の全部又は一部につき虚偽、誤記又は記載漏れがあった場合
(2) 利用申込みをした者が未成年者、成年被後見人、被保佐人又は被補助人のいずれかであり、法定代理人、後見人、保佐人又は補助人の同意を得ていなかった場合
(3) 第12条1項に定める措置を受けたことがある場合
(4) 過去に本規約のいずれかに違反し又は違反したおそれがある場合
(5) 利用料金の支払いを怠るおそれがある場合
(6) その他、当社の業務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるなど、当社が不適切と判断した場合
第6条 利用料金及び支払方法等
1. 利用者は、有料版を利用する場合を除き、無料で本サービスを利用することができます。但し、2021年4月1日以降については、本サービスの運用状況等を考慮し、本サービスの無料での提供を継続するか否かを見直すことがあります。
2. 有料版の利用者は、有料版の対価として、別途当社が定め、当社のウェブサイトに表示する月額料金を、当社が指定する支払方法により当社に支払うものとします。なお、月の途中で有料版利用契約が終了した場合であっても、1か月分の利用料金をお支払いいただきます。
3. 有料版の利用者は、支払期日を経過しても、利用料金を支払わない場合には、当社に対し、支払期日の翌日から支払済みまで年14.6%の割合による遅延損害金を支払うものとします。
4. 利用者は、本サービスを利用するために必要なハードウェア、通信機器その他の機器や設備等をご自身で用意するものとし、通信費その他の一切の費用は、利用者の負担とします。
第7条 認証及びID・パスワードの管理
1. 本サービスの利用には、ID及びパスワードの入力が必要です。当社は、ID及びパスワードの一致を確認した場合、当該ID及びパスワードを保有するものとして登録された利用者が本サービスを利用したものとみなします。
2. 利用者は、自己の責任においてID及びパスワードを厳重に管理するものとし、第三者に知られないようにするものとします。
3. ID及びパスワードの管理不十分、使用上の過誤、第三者の使用等によって生じた損害に関する責任は利用者が負うものとします。
第8条 知的財産権
本サービスコンテンツ等に関する著作権、特許権その他の知的財産権は、当社に帰属します。利用契約及び有料版利用契約の締結は、利用者に対し、本サービスコンテンツ等に関する何らの権利を移転するものではなく、利用者は、本規約において明示的に定められている方法及び目的以外で本サービスコンテンツ等を利用しないものとします。
第9条 禁止事項
利用者は、本サービスを利用するにあたり、次の各号のいずれかに該当する行為を行わないものとします。

(1) 法令に違反し若しくはそのおそれのある行為
(2) 本サービスを不正の目的をもって利用する行為
(3) 本サービスを商用又はその準備の目的で使用する行為
(4) 当社又は第三者の著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の知的財産権、プライバシー権その他の権利又は利益を侵害する行為
(5) 本アプリについて、改変若しくは改ざんを行い、又は逆コンパイル、逆アセンブル等のリバースエンジニアリング(内容を解析して読み取り可能な形に変換することを含むが、これに限られません。)を行う行為
(6) 本サービスを第三者にネットワーク配信する行為
(7) ID又はパスワードを第三者に開示若しくは漏洩し、又はこれらに繋がるおそれのある行為
(8) 本サービスの他の利用者のID又はパスワードを利用する行為
(9) 本サービスに係る設備に対して過度な負担を与える行為、当社による本サービスの提供を不能若しくは困難にする行為その他当社による本サービスの提供に支障を与え、又はその運営を妨げる行為
(10) 本規約に係る利用契約上の地位又は本規約に基づく権利もしくは義務を第三者に譲渡、移転、担保設定その他の処分をする行為
(11) 当社の信用を毀損する行為
(12) その他、本規約に違反する行為又は当社が不適切と判断する行為
第10条 個人情報等の取扱い
1. 当社は、利用者の個人情報については、別途当社が定める「個人情報取扱規定」の定めに従って取り扱うものとし、利用者はこれに同意するものとします。
2. 当社は、利用者が当社に提供した情報を、個人を特定できない形での統計的な情報として、当社の裁量で利用及び公開できるものとし、利用者はこれに異議を唱えないものとします。
第11条 本サービスの中断等
1. 当社は、次の各号のいずれかに該当する場合、事前に利用者に通知又は周知することなく、本サービスの全部又は一部の提供を中断することができるものとします。
(1) 本サービスに関する機器、設備又はシステム等が故障して本サービスの提供ができなくなった場合
(2) 本サービスに関する機器、設備又はシステム等の保守、点検、修理を行う場合
(3) 火災や停電等の事故、地震や洪水等の天災、戦争、暴動、労働争議等により、本サービスの提供ができなくなった場合
(4) その他、当社が運用上又は技術上、本サービスの提供の中断が必要であると判断した場合
2. 当社は、前項の定めに基づき本サービスの提供を中断した場合であっても、利用料金の減免等は行わず、これにより利用者その他第三者に生じた損害につき、その責任を負いません。
第12条 登録抹消等
1. 当社は、利用者が次の各号のいずれかに該当すると判断したときは、利用者に対する事前の通知を行うことなく、本サービスの全部又は一部の提供を一時的に停止し、又は利用者としての登録を抹消することができるものとします。
(1) 第9条に違反した場合
(2) 利用料金の支払期限を徒過した場合(当社が利用料金の支払の事実を確認できない場合も含みます。)
(3) 登録事項に虚偽の事実があることが判明した場合
(4) 支払停止もしくは支払不能となり、破産手続開始、民事再生手続開始の申立てがされた場合
(5) 第三者より差押え、仮差押、仮処分、その他強制執行もしくは競売の申立て、又は公租公課等の滞納処分を受けた場合
(6) 当社からの問い合わせその他の回答を求める連絡に対して30日間以上応答がない場合
(7) 第5条第3項各号に該当する場合
(8) その他、当社が本サービスの利用又は利用者としての登録の継続を適当でないと判断した場合
2. 前項各号のいずれかの事由に該当した場合、利用者は当社に対して負っている債務の一切について当然に期限の利益を失い、直ちに当社に対して全ての債務の支払いを行わなければなりません。
3. 有料版の利用者は、第1項に基づく本サービスの提供を停止された場合であっても、利用料金の支払義務を免れません。
4. 当社は、本条第1項の定めに基づき本サービスの提供を停止した場合、これにより利用者その他第三者に生じた損害につき、その責任を負いません。
第13条 退会
1. 利用者は、当社所定の方法に従い、本サービスから退会し、自己の利用者としての登録を抹消することができます。この場合、当社が、退会手続を完了した旨を利用者に通知した時点で利用契約又は有料版利用契約が終了するものとします。
2. 利用者は、前項に基づいて退会するにあたり、当社に対して負っている債務がある場合は、当社に対して負っている債務の一切について当然に期限の利益を失い、直ちに当社に対して全ての債務の支払いを行わなければなりません。
3. 利用者は、第1項に基づいて退会したとき、当社が利用者から既に受領した利用料金は一切返金しないものとします。
4. 退会後の利用者の個人情報及びバイタル情報の取扱いについては、第10条の規定に従うものとします。
第14条 本サービスの内容の変更、終了
1. 当社は、当社の都合により、本サービスの内容を変更し、又は提供を終了することができます。
2. 当社が本サービスの提供を終了する場合、当社は、当社のウェブサイト上に掲載する方法により、利用者に事前に通知するものとします。
3. 本サービスの全ての提供が終了した場合は、その時点をもって利用契約及び有料版利用契約は自動的に終了するものとし、本サービスのうち第3条第2項に規定するもの全て終了した場合は、その時点をもって有料版利用契約は自動的に終了するものとします。
第15条 登録事項の変更
利用者は、登録事項に変更があった場合、直ちに当社所定の方法により登録事項の変更手続を行うものとします。利用者がこの変更手続を遅滞したことによって生じた損害については、当社は責任を負いません。
第16条 本規約の変更
当社は、当社が必要と認めた場合は、本規約を変更します。なお、本規約を変更する場合には、変更後の本規約の施行時期及び内容を当社のウェブサイト上での表示その他の適切な方法により周知し、又は利用者に通知します。
第17条 本アプリの使用方法に関する問合せ等
当社は、本アプリの使用方法に関し、利用者からの電話、メールその他の方法による個別の問合せには応じないものとし、その問合せ窓口の設置もしないものとします。利用者は、本アプリの使用方法に疑問が生じた場合には、当社のウェブサイト又は本アプリ内にあるマニュアル又はFAQを参照することができます。利用者が本アプリの使用方法を理解できなかったために本サービスを利用できず、これにより利用者その他第三者に損害が生じた場合であっても、当社はその責任を負いません。
第18条 非保証及び免責
1. 当社は、本サービスコンテンツ等について、利用者の特定の目的に適合すること、安全性、正確性、確実性、有用性を有すること、継続的に利用できること、不具合が生じないこと、及び第三者の権利を侵害していないこと等について、明示又は黙示を問わず何ら保証するものではなく、利用者に損害が生じた場合であっても一切の責任を負いません。
2. 本サービスは、利用者の健康管理の支援を目的としたサービスであり、医療行為又は保健指導を行うものではなく、特定の疾患等の診断、治療、予防その他の健康改善効果を何ら保証するものではなく、本サービスによって利用者本人及び第三者に損害が生じた場合一切の責任を負いません。
3. 異常値検知は、入力されたバイタル情報を統計的に処理して行われるものであり、医学的検証がなされたものではなく、利用者に異常値検知がなされたこと又はなされなかったことにより、利用者が特定の疾患等を有し又は有していないことを何ら保証するものではなく、本サービスによって利用者本人及び第三者に損害が生じた場合一切の責任を負いません。
4. 当社は、令和2年5月8日付け厚生労働省発出の事務連絡に記載された内容が医学的に正確であることを保証するものではなく、感染症等の疑いアラートは、同事務連絡に記載された「帰国者・接触者相談センター等に御相談いただく目安」を参考にバイタル情報の記録が該当することを通知するものであり、この通知がなされたこと又はなされなかったことにより、利用者が感染又は感染していないことを何ら保証するものではなく、本サービスによって利用者本人及び第三者に損害が生じた場合一切の責任を負いません。
5. 本サービス又は当社のウェブサイトに関連して利用者と第三者との間で生じた取引、連絡、紛争等については、利用者が自己の責任によって解決するものとします。
第19条 事業の譲渡
当社は、本サービスにかかる事業を他社に譲渡した場合には、当該事業譲渡に伴い利用契約上の地位、本規約に基づく権利及び義務並びに登録ユーザーの登録事項その他の顧客情報を当該事業譲渡の譲受人に譲渡することができるものとし、利用者は、かかる譲渡につき本項において予め同意したものとします。なお、本項に定める事業譲渡には、通常の事業譲渡のみならず、会社分割その他事業が移転するあらゆる場合を含むものとします。
第20条 分離可能性
本規約のいずれかの条項又はその一部が、消費者契約法その他の法令等により無効と判断された場合であっても、本規約の残りの規定及び一部が無効と判断された規定の残りの部分は、継続して完全に効力を有するものとします。
第21条 準拠法及び裁判管轄
1. 本規約及び利用契約並びに有料版利用契約は、日本法に準拠し、日本法に従って解釈されるものとします。
2. 本規約及び利用契約並びに有料版利用契約に関する訴訟については、福岡地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。


【2020年10月1日制定】


< 免責事項 >
医療の判定を保証するものでは無く、利用者についての医療的損害賠償責任を当社が一切負わないことに同意する。
厚労省の事務連絡は感染症疑いを判定できるものではなく、当社はそれに関する損害賠償責任も一切負わないことに同意する。
当社は情報漏洩の対策はしておりますが、情報漏洩時の損害賠償責任について当社は一切の責任を負わないことに同意する。