導入事例

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和歌山県

ライフアクセス株式会社 Cuore ゆたか-築地の家-(住宅型有料老人ホーム)

職員さんの健康管理の意識が高まりました。

 

和歌山県の「ライフアクセス株式会社 Cuore ゆたか-築地の家-」の野尻施設長に安診ネットのご活用について伺いました。
施設Webサイト http://lifeaccess.co.jp/cuore/


 

安診ネットを購入しようと思ったきっかけを教えてください


もともと、デイサービスや老人ホームを運営する中で、高齢者の方や認知症の方は、ご自身で体調不良に気付きにくいので、いかに職員が早く気付いてあげられるかが重要だと感じていました。そのような中で、展示会で見かけて安診ネットを知りました。もともと看護師をしていたので、安診ネットの「AIが分析し、個人ごとのバイタルの異常値を検知する」というところに一目惚れしました。
 

安診ネットを導入したことで、一番ここが変わった、という点は?


介護職員は、業務に追われ、以前はバイタルを測定するのみで精一杯でした。
今では安診ネットが異常値かどうかを教えてくれるので、例えば利用者様の血圧が高いという結果が出たら、再度測定したり、異常値が出たという報告をしてくれるようになりました。さらに介護職員自身が、異常値が出た人にいつも以上に声掛け、観察を実施するようになっています。
また、往診時にも異常値が出た、ということ、そして介護職員が観察した結果をドクターに伝えられるようになったのも大きな変化です。
以前は、自分が朝出勤してからバイタルの測定結果を確認して、普段と大きく異なるようなデータが出ていないか、などを見ていました。けれども安診ネットを導入してからは、朝来た時点でその業務が終わっているのです。そこは自分の負担も大きく減りましたね。
 

新しく入られた職員さんにはどのように安診ネットの使い方などを教育されていますか?


教えるための時間を作って教える、というようなことはしていません。特にお願いしていなくても、業務内で入力が必要なときにリーダーや先輩がその場で教える、というようなやり方でみなさん覚えていってくれます。


 

今度オープンされる新しい施設にも、導入していただけるとのこと、本当にありがとうございます。


私たちの施設は、「明るく、楽しく、笑って暮らせる」をテーマに運営しており、そのためにも、「安心・安全・安楽」の提供は重要なことだと考えています。新しい施設でも、安心ネットを導入することで、介護職員や看護師が、より細やかな観察をタイムリーにでき、重症化を予防できると期待しています。
 

将来の安診ネットに期待している点、こう改善してほしい点を教えてください。


忙しい介護業務の中で記録をおこなわなければならないため、入力作業の便利さを期待します。例えば、測定したバイタル数値がBluetoothで自動に反映されるシステムは、作業効率があがり、非常に助かっています。
今後は、AIが異常値に対して、必要な観察項目や対応方法まで提示してくれるなど、安診ネットシステムが介護職員の支えとなる機能の開発も期待します。


連携している体温計などでバイタルを測定すると、データが安診ネットに自動入力されます。

 

インタビューへのご協力、ありがとうございました!